Skip to content

Commit 33a0c5c

Browse files
committed
update ja/{lesson,more}-14.md
1 parent f8d75f4 commit 33a0c5c

2 files changed

Lines changed: 23 additions & 23 deletions

File tree

ja/lesson-14.md

Lines changed: 16 additions & 16 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,52 +1,52 @@
11
---
22
layout: "lesson"
33
lang: "ja"
4-
title: "フォントの選択と Unicode エンジンの利用"
5-
description: "このレッスンでは LaTeX がどのように Unicode 入力を扱うのかということを解説し、その影響やフォント選択のしくみについて見ていきます。新しい LaTeX エンジンでは Unicode や OpenType がサポートされています"
6-
toc-anchor-text: "フォントと Unicode エンジン"
4+
title: "フォントの選択とUnicodeエンジンの利用"
5+
description: "このレッスンではLaTeXがどのようにUnicode入力を扱うのかということを解説し、その影響やフォント選択のしくみについて見ていきます。新しいLaTeXエンジンではUnicodeやOpenTypeがサポートされています"
6+
toc-anchor-text: "フォントとUnicodeエンジン"
77
toc-description: "フォントの選択とファイルエンコーディング"
88
---
99

1010
# フォントの選択と Unicode エンジンの利用
1111

12-
<span class="summary">このレッスンでは LaTeX がどのように Unicode 入力を扱うのかということを解説し、その影響やフォント選択のしくみについて見ていきます。新しい LaTeX エンジンでは Unicode や OpenType がサポートされています。</span>
12+
<span class="summary">このレッスンではLaTeXがどのようにUnicode入力を扱うのかということを解説し、その影響やフォント選択のしくみについて見ていきます。新しいLaTeXエンジンではUnicodeやOpenTypeがサポートされています。</span>
1313

14-
TeX と LaTeX が広く使われるようになった頃は、いくらかギリシャ文字やロシア文字も扱うことができたとはい、基本的にそのままでは欧州言語しか扱うことができませんでした。
14+
TeXとLaTeXが広く使われるようになった頃は、いくらかギリシャ文字やロシア文字も扱うことができたとはい、基本的にそのままでは欧州言語しか扱うことができませんでした。
1515

1616
## アクセントとアクセント付き文字
1717

18-
当初はアクセント符号やアクセント文字はコマンドを使用して入力する必要がありました(例:‘ç’`\c{c}`, ‘é’`\'e`)。こうした入力は簡単なので一部の人々は今でもこうした手段を使用し続けていますが、それ以外の人たちは彼らのキーボードにあるキーを利用して直接こうした文字を入力したいと望みました。
18+
当初はアクセント符号やアクセント文字はコマンドを使用して入力する必要がありました(例:‘ç’`\c{c}`‘é’`\'e`)。こうした入力は簡単なので一部の人々は今でもこうした手段を使用し続けていますが、それ以外の人たちは彼らのキーボードにあるキーを利用して直接こうした文字を入力したいと望みました。
1919

20-
Unicode が登場するまでは、LaTeX はさまざまな種類の**ファイル・エンコーディング**をサポートすることによって、多用な言語がネイティブに利用できるようにしていました。例えば `latin1` エンコーディングを利用すれば、フランス語ユーザも単に `déjà vu` と書くだけで、LaTeX が内部的にアクセント付き文字を TeX のコマンドに変換してくれるため、期待する出力を得ることができます。
20+
Unicodeが登場するまでは、LaTeXはさまざまな種類の**ファイル・エンコーディング**をサポートすることによって、多用な言語がネイティブに利用できるようにしていました。例えば`latin1`エンコーディングを利用すれば、フランス語ユーザも単に‘`déjà vu`’と書くだけで、LaTeXが内部的にアクセント付き文字をTeXのコマンドに変換してくれるため、期待する出力を得ることができます。
2121

22-
こうしたアプローチは現代の LaTeX でも `pdflatex` エンジンの場合には現役です。特に指定をしない場合、デフォルトではすべてのファイルは Unicode(UTF-8 エンコーディング)として扱われます。このエンジンは 8-bit フォントしか扱うことができないですが、ほとんどの欧州言語の場合は問題ありません。
22+
こうしたアプローチは現代のLaTeXでも`pdflatex`エンジンの場合には現役です。特に指定をしない場合、デフォルトではすべてのファイルはUnicode(UTF-8エンコーディング)として扱われます。このエンジンは8-bitフォントしか扱うことができないですが、ほとんどの欧州言語の場合は問題ありません。
2323

2424
## フォントの選択
2525

26-
`pdflatex` でフォント選択をする場合は、昔ながらの LaTeX のフォント選択機構を使用することになりますが、現在では標準的なディストリビューションに多くの「お膳立てされた」フォントが含まれています。例えば、TeX Gyre fonts は高品質なフォントの集合です。これには多くの人に馴染み深い Times, Helvetica, Palatino などを基にしたフォントが含まれています。こうしたフォントを使用するのは簡単で、適切なパッケージを読み込むだけです。例えば TeX Gyre に含まれる Times 系のフォント Termes を利用するには次のようにします
26+
`pdflatex`でフォント選択をする場合は、昔ながらのLaTeXのフォント選択機構を使用することになりますが、現在では標準的なディストリビューションに多くの「お膳立てされた」フォントが含まれています。例えば、TeX Gyre fontsは高品質なフォントの集合です。これには多くの人に馴染み深いTimes、Helvetica、Palatinoなどを基にしたフォントが含まれています。こうしたフォントを使用するのは簡単で、適切なパッケージを読み込むだけです。例えばTeX Gyreに含まれるTimes系のフォントTermesを利用するには次のようにします
2727

2828
```latex
2929
\usepackage{tgtermes}
3030
```
3131
{: .noedit :}
3232

33-
`pdflatex` ではほとんどの欧文フォントはパッケージを介して利用することになります。利用可能なフォントを確認するには [LaTeX フォントカタログ](https://www.tug.org/FontCatalogue/) [CTAN の ‘Font’ トピックページ](https://www.ctan.org/topic/font)を参照するといいでしょう。もちろんインターネットでフォントを検索して、`pdflatex` 互換なバージョンを探してみるという手もあります。商用フォントを利用したいという場合も、適切なクローンがないか探してみてください。そうしたものもオリジナルのフォントとよく似ているので、ほとんどの状況では十分でしょう。
33+
`pdflatex`ではほとんどの欧文フォントはパッケージを介して利用することになります。利用可能なフォントを確認するには[LaTeXフォントカタログ](https://www.tug.org/FontCatalogue/)[CTANの‘Font’トピックページ](https://www.ctan.org/topic/font)を参照するといいでしょう。もちろんインターネットでフォントを検索して、`pdflatex`互換なバージョンを探してみるという手もあります。商用フォントを利用したいという場合も、適切なクローンがないか探してみてください。そうしたものもオリジナルのフォントとよく似ているので、ほとんどの状況では十分でしょう。
3434

35-
## Unicode の時代
35+
## Unicodeの時代
3636

37-
`pdflatex` ではファイルエンコーディングもフォントも 8-bit に制限されてしまうので、モダンな OpenType フォントをネイティブに活用したり、異なる文字体系を用いる複数の言語を簡単に切り替えたすることはできません。Unicode 入力とモダンなフォントをネイティブに扱うことができる pdfTeX の代替エンジンが2つあります。XeTeX と LuaTeX です。LaTeX の場合は、これらのエンジンは多くの場合、お使いのエディタで `xelatex` および `lualatex` を選択することで利用することができます。
37+
`pdflatex`ではファイルエンコーディングもフォントも8-bitに制限されてしまうので、モダンなOpenTypeフォントをネイティブに活用したり、異なる文字体系を用いる複数の言語を簡単に切り替えたすることはできません。Unicode入力とモダンなフォントをネイティブに扱うことができるpdfTeXの代替エンジンが2つあります。XeTeXとLuaTeXです。LaTeXの場合は、これらのエンジンは多くの場合、お使いのエディタで`xelatex`および`lualatex`を選択することで利用することができます。
3838

39-
これらのエンジンでは、フォント選択は `fontspec` パッケージによって行います。シンプルな例を挙げると次のようになります。
39+
これらのエンジンでは、フォント選択は`fontspec`パッケージによって行います。シンプルな例を挙げると次のようになります。
4040

4141
```latex
4242
\usepackage{fontspec}
4343
\setmainfont{texgyretermes-regular.otf}
4444
```
4545
{: .noedit :}
4646

47-
この指定によって、さきほど `pdflatex` の例で行ったのと同様に、TeX Gyre Termes フォントが選択されることになります。重要なことは、この方法が**任意の** OpenType フォントについて利用可能だということです`pdflatex` で利用可能なフォントの一部は、`xelatex``lualatex` でも同じパッケージを用いて利用できるようになっています。あるいはお使いのコンピュータにインストールされている好きなフォントを上記の例で示したように `fontspec` で指定することもできます。先ほど紹介した [LaTeX フォントカタログ](https://www.tug.org/FontCatalogue/)には OpenType 形式の容易もあるフォントも紹介しているので、やはりこのカタログを参照してフォントを探すことができます。[CTAN ページ](https://www.ctan.org/topic/font)についても同様です。
47+
この指定によって、さきほど`pdflatex`の例で行ったのと同様に、TeX Gyre Termesフォントが選択されることになります。重要なことは、この方法が**任意の**OpenTypeフォントについて利用可能だということです`pdflatex`で利用可能なフォントの一部は、`xelatex``lualatex`でも同じパッケージを用いて利用できるようになっています。あるいはお使いのコンピュータにインストールされている好きなフォントを上記の例で示したように`fontspec`で指定することもできます。先ほど紹介した[LaTeXフォントカタログ](https://www.tug.org/FontCatalogue/)にはOpenType形式の用意もあるフォントも紹介しているので、やはりこのカタログを参照してフォントを探すことができます。[CTANページ](https://www.ctan.org/topic/font)についても同様です。
4848

49-
フォントを選択したら、あとは単純に Unicode で文書ソースを記述することができます。ここではラテン文字、ギリシャ文字に加えて、いくつか CJK 表意文字を含む文書のコード例を示します
49+
フォントを選択したら、あとは単純にUnicodeで文書ソースを記述することができます。ここではラテン文字、ギリシャ文字に加えて、いくつかCJK表意文字を含む文書のコード例を示します
5050

5151
```latex
5252
% !TEX program=xelatex
@@ -61,4 +61,4 @@ ABC → αβγ → {\cjkfont 你好}
6161
\end{document}
6262
```
6363

64-
<p class="hint">言語を変更する場合、一般にはハイフネーションなどの設定も合わせて変更する必要があります。<code>babel</code> パッケージや <code>polyglossia</code> パッケージを使用すると、多くの言語では簡単にこうした変更を実現することができます。</p>
64+
<p class="hint">言語を変更する場合、一般にはハイフネーションなどの設定も合わせて変更する必要があります。<code>babel</code>パッケージや<code>polyglossia</code>パッケージを使用すると、多くの言語では簡単にこうした変更を実現することができます。</p>

ja/more-14.md

Lines changed: 7 additions & 7 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,21 +1,21 @@
11
---
22
layout: "lesson"
33
lang: "ja"
4-
title: "追加レッスン:フォントの選択と Unicode エンジンの利用"
5-
description: "この追加レッスンでは Lua を使用する簡単な例を紹介します"
6-
toc-anchor-text: "追加レッスン:フォントの選択と Unicode エンジンの利用"
4+
title: "追加レッスン:フォントの選択とUnicodeエンジンの利用"
5+
description: "この追加レッスンではLuaを使用する簡単な例を紹介します"
6+
toc-anchor-text: "追加レッスン:フォントの選択とUnicodeエンジンの利用"
77
---
88

99
## Lua
1010

11-
LuaTeX エンジンは XeTeX と似た方法で OpenType フォントを利用できるほか`fontspec` パッケージのほとんどの機能も XeTeX と同様に使用できます
11+
LuaTeXエンジンはXeTeXと似た方法でOpenTypeフォントを利用できるほか`fontspec`パッケージのほとんどの機能もXeTeXと同様に使用できます
1212

13-
LuaTeX も TeX をさまざまな方向に拡張していますが、特筆すべきはスクリプト言語 Lua を組み込んでいることでしょう。Lua を用いると、より主流のプログラミング言語を用いたコーディングに慣れている人にとっては自然なスタイルでプログラミングを行うことができます。さらには、Lua コードの中からは TeX システムの内部処理にアクセスし、その挙動を Lua で記述したコードで置き換えることもできます
13+
LuaTeXもTeXをさまざまな方向に拡張していますが、特筆すべきはスクリプト言語Luaを組み込んでいることでしょう。Luaを用いると、より主流のプログラミング言語を用いたコーディングに慣れている人にとっては自然なスタイルでプログラミングを行うことができます。さらには、Luaコードの中からはTeXシステムの内部処理にアクセスし、その挙動をLuaで記述したコードで置き換えることもできます
1414

15-
Lua プログラミングに関してはこのチュートリアルの範囲外ですが、2πの値を計算する簡単な例を示しておきます。
15+
Luaプログラミングに関してはこのチュートリアルの範囲外ですが、2πの値を計算する簡単な例を示しておきます。
1616

1717
```latex
18-
%!TEX lualatex
18+
%!TEX program=lualatex
1919
\documentclass{article}
2020
2121
\begin{document}

0 commit comments

Comments
 (0)