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ja/lesson-13.md

Lines changed: 13 additions & 12 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -2,7 +2,7 @@
22
layout: "lesson"
33
lang: "ja"
44
title: "より大きな文書を作る"
5-
description: "このレッスンでは、管理がしやすいように LaTeX 文書ソースを小さなファイルに分割する方法を紹介します。ファイル分割を行うことで、長い文書の作成を簡単にしたり、処理時間を短縮したりすることができます。"
5+
description: "このレッスンでは、管理がしやすいようにLaTeX文書ソースを小さなファイルに分割する方法を紹介します。ファイル分割を行うことで、長い文書の作成を簡単にしたり、処理時間を短縮したりすることができます。"
66
toc-anchor-text: "文書ソースの構造化"
77
toc-description: "管理しやすいようにファイル分割する"
88
---
@@ -25,19 +25,20 @@ runlatex.preincludes = {
2525
}
2626
</script>
2727

28-
<span class="summary">このレッスンでは、管理がしやすいように LaTeX 文書ソースを小さなファイルに分割する方法を紹介します。ファイル分割を行うことで、長い文書の作成を簡単にしたり、処理時間を短縮したりすることができます。</span>
28+
<span class="summary">このレッスンでは、管理がしやすいようにLaTeX文書ソースを小さなファイルに分割する方法を紹介します。ファイル分割を行うことで、長い文書の作成を簡単にしたり、処理時間を短縮したりすることができます。</span>
2929

3030
大きな文書を作成する場合は、しばしばソースを複数ファイルに分割したくなることがあります。例えば、「メイン」のファイルを1つ作り、章ごと(主に書籍や学位論文の場合)やセクションごと(長い論文の場合)のソースファイルを用意するということはよく行われます。
3131

3232
## ソースを構造化する
3333

34-
LaTeX にはこうしたファイル分割を制御するしくみがあります。この機能で重要なコマンドは `\input``\include` の2種類です。このうち `\input` は、指定したファイルの内容を「まるでそこに直接記述したかのように」読み込むもので、(原理的には)どのような場合にも利用できます。一方の `\include` は新しいページを作成し、さらに内部的な調整を行うので、章ごとの分割の場合にのみ役立ちます。その代わり、このコマンドには大きな利点があります。`\include` を使用した場合、どの章を実際に読み込むかを制御することができるので、文書全体ではなく文書の一部のみに集中して処理を行うことができるのです。
34+
LaTeXにはこうしたファイル分割を制御するしくみがあります。この機能で重要なコマンドは`\input``\include`の2種類です。このうち`\input`は、指定したファイルの内容を「まるでそこに直接記述したかのように」読み込むもので、(原理的には)どのような場合にも利用できます。一方の`\include`は新しいページを作成し、さらに内部的な調整を行うので、章ごとの分割の場合にのみ役立ちます。その代わり、このコマンドには大きな利点があります。`\include`を使用した場合、どの章を実際に読み込むかを制御することができるので、文書全体ではなく文書の一部のみに集中して処理を行うことができるのです。
3535

3636
以上のことを踏まえた上で、長いドキュメントの例を見てみましょう:
3737

3838
<!-- pre0 {% raw %} -->
3939
```latex
40-
\documentclass[dvipdfmx]{jsbook}
40+
\RequirePackage{plautopatch}
41+
\documentclass[dvipdfmx]{jlreq}
4142
\usepackage{biblatex}
4243
\addbibresource{biblatex-examples.bib}
4344
@@ -80,27 +81,27 @@ LaTeX にはこうしたファイル分割を制御するしくみがありま
8081

8182
以降は、このコード例をさまざまな観点から説明していきます。(上記コード例のタイプセットに必要な多数の補助ファイルの中身は、このページの末尾に掲載しています。)
8283

83-
## `\input` を使用する
84+
## `\input`を使用する
8485

85-
`\input` コマンドは大きなファイルの章ごと**ではない**部分に使うと良いです。上のコード例では、前付けブックカバーを分割するのに使用しています。こうすることで、メインファイルを短く明確に保つことができ、さらに言えば切り出したカバーは場合によっては別の文書に再利用することができます。さらに「本」の表紙や裏表紙など**章ではない**セクションを分割するのにも使用しています。これもやはりメインファイルをシンプルな状態に維持するためです。
86+
`\input`コマンドは大きなファイルの章ごと**ではない**部分に使うと良いです。上のコード例では、前付けブックカバーを分割するのに使用しています。こうすることで、メインファイルを短く明確に保つことができ、さらに言えば切り出したカバーは場合によっては別の文書に再利用することができます。さらに「本」の表紙や裏表紙など**章ではない**セクションを分割するのにも使用しています。これもやはりメインファイルをシンプルな状態に維持するためです。
8687

87-
## `\include``\includeonly` を使用する
88+
## `\include``\includeonly`を使用する
8889

89-
`\include` コマンドは章を分割するのに向いているので、上のコード例でも章全体を切り出す場合に用いています。このコマンドは必ず改ページを行います。どの章を実際に読み込むのかを絞り込むために `\includeonly` コマンドを使用しました。このコマンドの引数にはファイル名をカンマ区切りリストで与えます。`\includeonly` を使用することでタイプセットにかかる時間を短縮したり、校正のために「選択的な」PDF を生成したりすることができます`\includeonly` を利用することの大きなメリットの1つは、ファイル分割をしていても LaTeX が `.aux` ファイルにある相互参照の情報をすべて利用できるということです。
90+
`\include`コマンドは章を分割するのに向いているので、上のコード例でも章全体を切り出す場合に用いています。このコマンドは必ず改ページを行います。どの章を実際に読み込むのかを絞り込むために`\includeonly`コマンドを使用しました。このコマンドの引数にはファイル名をカンマ区切りリストで与えます。`\includeonly`を使用することでタイプセットにかかる時間を短縮したり、校正のために「選択的な」PDFを生成したりすることができます`\includeonly`を利用することの大きなメリットの1つは、ファイル分割をしていてもLaTeXが`.aux`ファイルにある相互参照の情報をすべて利用できるということです。
9091

9192
## 目次を作成する
9293

93-
`\tableofcontents` コマンドは見出しコマンドの情報を利用して目次の生成を行います。目次用途には専用の一時ファイル(拡張子は `.toc`)があり、そのため目次を完成させるには LaTeX を2回以上実行する必要がある場合があります。目次は見出し名から自動的に作成されます。似たようなコマンドに `\listoffigures``\listoftables` があり、これらはフロート環境のキャプション情報を利用してそれぞれ図目次と表目次を作成します。これらの目次にも専用の一時ファイルがあり、その拡張子はそれぞれ `.lof``.lot` です。
94+
`\tableofcontents`コマンドは見出しコマンドの情報を利用して目次の生成を行います。目次用途には専用の一時ファイル(拡張子は`.toc`)があり、そのため目次を完成させるにはLaTeXを2回以上実行する必要がある場合があります。目次は見出し名から自動的に作成されます。似たようなコマンドに`\listoffigures``\listoftables`があり、これらはフロート環境のキャプション情報を利用してそれぞれ図目次と表目次を作成します。これらの目次にも専用の一時ファイルがあり、その拡張子はそれぞれ`.lof``.lot`です。
9495

9596
## 文書をパート別に分割する
9697

97-
前付けの `\frontmatter`、本文の `\mainmatter`、後付けの `\backmatter` はフォーマットに影響を与えます。例えば、`\frontmatter` はページ番号をローマ数字に変更します。また `\appendix` コマンドは章の番号を `A`, `B`, ... の形に変更するので、`\appendix` 後の最初の章の見出しは「付録 A」のようになります。
98+
前付けの`\frontmatter`、本文の`\mainmatter`、後付けの`\backmatter`はフォーマットに影響を与えます。例えば、`\frontmatter`はページ番号をローマ数字に変更します。また`\appendix`コマンドは章の番号を`A``B`、……の形に変更するので、`\appendix`後の最初の章の見出しは「付録A」のようになります。
9899

99100
## 練習問題
100101

101-
このレッスンで使用したコード例を利用して、基本的な構造を色々といじってみましょう。`\includeonly` の引数を変更して、その効果を確かめましょう。
102+
このレッスンで使用したコード例を利用して、基本的な構造を色々といじってみましょう。`\includeonly`の引数を変更して、その効果を確かめましょう。
102103

103-
いくつかのフロート要素を追加して、表目次と図目次を作ってみましょう。ローカル環境に LaTeX をインストールしている場合は、目次を完成させるのに何回 LaTeX 実行が必要でしたか?(オンラインシステムは LaTeX の再実行を自動で行ってしまうので、何回の処理が必要かは見た目ではわかりません。)
104+
いくつかのフロート要素を追加して、表目次と図目次を作ってみましょう。ローカル環境にLaTeXをインストールしている場合は、目次を完成させるのに何回LaTeX実行が必要でしたか?(オンラインシステムはLaTeXの再実行を自動で行ってしまうので、何回の処理が必要かは見た目ではわかりません。)
104105

105106
----
106107

ja/more-13.md

Lines changed: 7 additions & 7 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -2,20 +2,20 @@
22
layout: "lesson"
33
lang: "ja"
44
title: "追加レッスン:より大きな文書を作る"
5-
description: "This lesson shows how to make an index, and how to use the imakeidx package to automate the process."
6-
description: "この追加レッスンでは索引の作り方と、そのプロセスを自動化する imakeidx パッケージの使い方を紹介します。"
5+
description: "この追加レッスンでは索引の作り方と、そのプロセスを自動化するimakeidxパッケージの使い方を紹介します。"
76
toc-anchor-text: "追加レッスン:より大きな文書を作る"
87
---
98

109
## 索引を作成する
1110

12-
作成している文書の書類によっては、索引を付したい場合もあるでしょう。索引の作り方は、一時ファイル(aux ファイル)を使用するという点で参考文献の作り方と少し似ています。幸運なことに、このプロセスは `imakeidx` パッケージを使用することで自動化することができます。LaTeX に対して指示すべきことは3つあります
11+
作成している文書の書類によっては、索引を付したい場合もあるでしょう。索引の作り方は、一時ファイル(auxファイル)を使用するという点で参考文献の作り方と少し似ています。幸運なことに、このプロセスは`imakeidx`パッケージを使用することで自動化することができます。LaTeXに対して指示すべきことは3つあります
1312

14-
* `\makeindex` コマンドで索引作成の機能を有効化します
15-
* `\index` コマンドで索引語をマークアップします
16-
* `\printindex` コマンドで索引を印字します
13+
* `\makeindex`コマンドで索引作成の機能を有効化します
14+
* `\index`コマンドで索引語をマークアップします
15+
* `\printindex`コマンドで索引を印字します
1716

1817
```latex
18+
% !TEX program=pdflatex
1919
\documentclass{article}
2020
\usepackage[T1]{fontenc}
2121
\usepackage{imakeidx}
@@ -34,4 +34,4 @@ Even more text\index{gamma@$\gamma$}.
3434
\end{document}
3535
```
3636

37-
上の例では、索引作成時に使うことのできる2つの機能を使用しています。`!` を用いた下位区分の作成と、`@` を用いたソート用読み仮名の付与です。索引は柔軟にカスタマイズすることができます。具体例を編集して、さまざまな索引を作成してみましょう。
37+
上の例では、索引作成時に使うことのできる2つの機能を使用しています。`!`を用いた下位区分の作成と、`@`を用いたソート用読み仮名の付与です。索引は柔軟にカスタマイズすることができます。具体例を編集して、さまざまな索引を作成してみましょう。

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